死せる詩人の会

下劣な日常を書き殴るだけ

面接

もう三日前になってしまうが、久しぶりに就職活動で面接を受けに行った。

僕はどうも面接が苦手である。原因は自分で分かっている。

元々あまり明白でない志望動機や自己PRが、緊張するとどうも曖昧なものになってしまうからなのだ。

というのは言い訳であり、死ぬ気でやってないから相手に誠意ややる気みたいなものが伝わらないのだと思う。

案の定この日の面接も失敗だった…

また面接自体ものすごく久しぶりというのもあって、余計に緊張していたのもあった。

もう信じられないくらい大恥をかいた。

もう思い出しただけで叫びだしたくなるくらいの大恥だった。

面接を終えた瞬間僕は一目散に会社から退散した。

もう本当に自分が嫌になった。

面接のことを思い出してうわあああああああああああああああああああああああああああああと心の中で叫んでいた。

壁を殴りたい衝動もあったし、独り言がずっと止まらなかった。

それだけ僕は動揺していたのだ。

そして僕はとりあえず居酒屋に入って酒を飲んだ。

ずっと独り言を言いながら酒を飲んでいた。

そしてあろうことか、二日連続してソー○ランドへ行ってしまった。

もう僕はどうしようもないクズだと思った。自覚もある。

だけどなぜかこの生活を止められないのだ。もう病気みたいなものなのだろう。

面接を受けた企業の目の前の道路が、ソー○ランドの送迎車が来る場所だった。

だけどそんなことはもう気にしてなかった。

その企業への当てつけみたいなもので堂々と送迎車に乗り込んでやった。

でも事後はいつも行くんじゃなかったと思う。