グレート・ギャツビー
久しく見に行きたいと思う映画がやってなかったけど、ここ最近はサイレントヒルも若干興味あるし、去年から見たいと思ってた『グレート・ギャツビー』も一昨日ロードショーされたんだよな。
邦題は『華麗なるギャツビー』になってるみたいだけどさ。
小説の『グレート・ギャツビー』を読んでみて本当に良かったのはまず最初の一節なんだよね。
「誰かのことを批判したくなったときにはこう考えるようにするといい、誰もが自分のように恵まれた環境を与えられたわけではないのだと。」こんな感じの一節がある。
僕はあまり本を読めないバカな人間なのだけど、この小説を読んだときはこの読み出し部分から退屈することなく最後まで読めた。
それだけ分かりやすい物語だし、個人的に報われない話って好きなんだよね。
とにかく主人公のギャツビーが可哀そうなんだよね。
ギャツビーはロマンチストだったり、本当に愛してる女との久しぶりに再会する場面では緊張でガチガチになったり。
謎の大金持ちジェイ・ギャツビーも実はかなり人間味溢れる人物って感じで好きだね。
俺もギャツビーみたいな男になりたいわ…
あと語り手のニック・キャラェイを演じるのがトビーマグワイアだけど、自分の個人的なイメージとしてはすごく嵌り役な感じ。まだ実際に見にいたわけじゃないけど…
この語り手のニックってのも、中々修羅場に巻き込まれる感じで大変なんだよな。
小説の序盤でニックはギャツビーと出会うまでに、どこか孤独感を抱えながら毎日過ごす感じとか分かるなと思いながら読んでた。
ニックが物語の最後を締めるときも、結局人間って自分のことしか考えてないし嫌になるねってとこには深く共感したかな。
『華麗なるギャツビー』近いうちに観に行ってくるか